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素材の基礎知識
2017/08/03

ポリスチレン(polystyrene:PS)とは

三洋からのお知らせ

スチレン CH2=CHC6H5の重合体。

スチレンはラジカル重合の他に、カチオン重合、アニオン重合もする重合反応性の高いモノマーである。
カチオン重合では、通常のカチオン重合触媒(BF3、AlCl3、TiCl4等)が用いられ、
アニオン重合ではアルカリ金属、有機アルカリ金属化合物が用いられる。
アニオン重合ではリビング重合になる場合があり、分子量分布が非常に狭く、
しかも分子量が明確に分かったポリスチレンが得られる。

密度1.04~1.07g・cm-3、軟化点80~100 °Cの固体。
ベンゼン、トルエン、メチルエチルケトン、酢酸エステル、ハロゲン化炭素水素に可溶。
水、アルコール、脂肪酸炭素水素に不溶。酸、アルカリに安定。
常温で硬く、無色透明で着色が自由にできる。
機械的強度は比較的低く、特に耐衝撃性は低い。
電気絶縁性は良好で、高周波特性が優れている。
懸濁重合によって得られたビーズに発泡剤を加えておくと、発泡ポリスチレン(発泡PS)をつくることができる。

用途としては包装用が最も多く、お弁当等の容器、包装用フィルム等がある。
次に、テレビ、エアコン、冷蔵庫等の家電、事務機器に多用される。

発泡PSは、ビーズクッションのクッション材、ブロック材、戸建て住宅用ボード等に使用される。

*参考文献 「化学辞典」東京化学同人


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